勝手にニュートラル?
なんかものすごい不安を覚えた記事。AT車の燃費向上のために、アクセルを離すと自動的にシフトレバーがDからNに切り替わる装置だそうな。
この記事を見て最初に思った感想・・・危ないな。燃費を良くすることだけを追い求めて、安全性を考えなくなったら、終わりだと思う。
この装置、好きなタイミングで簡単に制御をOFFにすることができるように開発されているのかな?もしくは、道路状況を把握して自動でON/OFFを制御するのかな?
ニュートラルになったらエンジンブレーキが効かない訳で、下り坂はどうする?ブレーキばかり踏んでいたら、いずれベーパーロック現象でブレーキが効かなくなって事故の元になる。ただでさえAT車は、MT車に比べてエンジンブレーキが効きにくいのに。当然そういう問題は考えられているとは思うけど、この記事からはそういう情報が読み取れないので、むしろ危機感を抱く。
そもそも、ニュートラル=アイドリング状態って燃費が悪いだけでなく、車にも負担のかかる回転域だということは無視されてるようだし、ATで頻繁にシフトチェンジするとシフトの寿命を早めるし、ATオイルの劣化も進む。エンジンブレーキが使えないとなるとブレーキを頻繁に踏むようになるから、ブレーキパッドの消費も激しくなる。平坦な道の長距離運転ならまだしも、普通に街中を走るならむしろデメリットの方が多く感じる・・・。そして、木を見て森を見ず、って言葉が頭を過ぎっていく。
燃費だとか省エネもいいけど、一番最初に考えないといけない安全性、安定性を軽視しているのであれば、この開発は大問題を起こしそうな気がする・・・。
------ 以下、Yahoo!ニュースより ------
ガソリン高騰の中 燃費向上へ“特効薬” AT車レバー 切り替え装置
自動車に取り付けると、燃費が約20%向上する装置を福岡県久留米市の企業が開発した。オートマチック(AT)車のシフトレバーを走行状況に応じて自動的に切り替え、燃料の消費を抑えるという。安全性や耐久性の見極めが必要との指摘があるが、ガソリン価格が高止まりする中、注目を集めそうだ。 (経済部・吉田修平)
■久留米の業者開発「20%アップ」
「ニュートラン」と名付けられた装置は、市販のティッシュペーパー箱ほどの大きさで、コンピューターや歯車を内蔵する。AT車のトランクや助手席に取り付ける。
加速後、速度を一定に保つためアクセルペダルから足を離すと、装置と変速機をつなぐワイヤが働き、シフトレバーが自動的にドライブ(D)からニュートラル(N)に入る。Nだと、エンジンと変速機が切り離され、慣性で走るため、Dのみで走行するよりも燃料の消費を抑えられるという。運転者が再加速したりブレーキを踏んだりすれば、自動的にDに切り替わる。AT車なら、すべての車種に取り付けられるとしている。
開発したのは、従業員12人の「立山自動車工業」。板金加工や車検を手掛けてきた。立山哲雄社長(64)によると、地元柿生産者の「本来の旬に柿が熟さなくなった」との言葉に、温暖化の深刻さを実感。「自分でできることは」と考え、2004年に自動車の排ガス削減につなげる研究・開発を始めた。
昨年10月には福岡県工業技術センター化学繊維研究所(福岡県筑紫野市)の助言の下、試作品を完成。今年7月末、商品化し、装置の特許を取得した。道路運送車両法と道交法違反に当たらないことを国に確認の上、これまでに7台販売。仕事で毎日車に乗る佐賀県鳥栖市の塗料販売会社の男性(47)は、16%燃費が向上し「最初は違和感があったが、個人的にはいいものと思う」と話した。
ただ、ある自動車の制御システムメーカーは「停車中にDからNになるシステムは一般的だが走行中になるのは聞いたことがない。走行中にNになるとタイヤに駆動力がかからず、制御できなくなる恐れもある」と安全性の問題点を指摘した。
立山社長は「取り付け作業はまだ自社でしかできないが、他の業者にも広げていきたい」と話している。取り付け代を含む価格は11万8000円。立山自動車工業=0943(72)2744。
=2008/08/25付 西日本新聞夕刊=
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080825-00000022-nnp-l40
この記事を見て最初に思った感想・・・危ないな。燃費を良くすることだけを追い求めて、安全性を考えなくなったら、終わりだと思う。
この装置、好きなタイミングで簡単に制御をOFFにすることができるように開発されているのかな?もしくは、道路状況を把握して自動でON/OFFを制御するのかな?
ニュートラルになったらエンジンブレーキが効かない訳で、下り坂はどうする?ブレーキばかり踏んでいたら、いずれベーパーロック現象でブレーキが効かなくなって事故の元になる。ただでさえAT車は、MT車に比べてエンジンブレーキが効きにくいのに。当然そういう問題は考えられているとは思うけど、この記事からはそういう情報が読み取れないので、むしろ危機感を抱く。
そもそも、ニュートラル=アイドリング状態って燃費が悪いだけでなく、車にも負担のかかる回転域だということは無視されてるようだし、ATで頻繁にシフトチェンジするとシフトの寿命を早めるし、ATオイルの劣化も進む。エンジンブレーキが使えないとなるとブレーキを頻繁に踏むようになるから、ブレーキパッドの消費も激しくなる。平坦な道の長距離運転ならまだしも、普通に街中を走るならむしろデメリットの方が多く感じる・・・。そして、木を見て森を見ず、って言葉が頭を過ぎっていく。
燃費だとか省エネもいいけど、一番最初に考えないといけない安全性、安定性を軽視しているのであれば、この開発は大問題を起こしそうな気がする・・・。
------ 以下、Yahoo!ニュースより ------
ガソリン高騰の中 燃費向上へ“特効薬” AT車レバー 切り替え装置
自動車に取り付けると、燃費が約20%向上する装置を福岡県久留米市の企業が開発した。オートマチック(AT)車のシフトレバーを走行状況に応じて自動的に切り替え、燃料の消費を抑えるという。安全性や耐久性の見極めが必要との指摘があるが、ガソリン価格が高止まりする中、注目を集めそうだ。 (経済部・吉田修平)
■久留米の業者開発「20%アップ」
「ニュートラン」と名付けられた装置は、市販のティッシュペーパー箱ほどの大きさで、コンピューターや歯車を内蔵する。AT車のトランクや助手席に取り付ける。
加速後、速度を一定に保つためアクセルペダルから足を離すと、装置と変速機をつなぐワイヤが働き、シフトレバーが自動的にドライブ(D)からニュートラル(N)に入る。Nだと、エンジンと変速機が切り離され、慣性で走るため、Dのみで走行するよりも燃料の消費を抑えられるという。運転者が再加速したりブレーキを踏んだりすれば、自動的にDに切り替わる。AT車なら、すべての車種に取り付けられるとしている。
開発したのは、従業員12人の「立山自動車工業」。板金加工や車検を手掛けてきた。立山哲雄社長(64)によると、地元柿生産者の「本来の旬に柿が熟さなくなった」との言葉に、温暖化の深刻さを実感。「自分でできることは」と考え、2004年に自動車の排ガス削減につなげる研究・開発を始めた。
昨年10月には福岡県工業技術センター化学繊維研究所(福岡県筑紫野市)の助言の下、試作品を完成。今年7月末、商品化し、装置の特許を取得した。道路運送車両法と道交法違反に当たらないことを国に確認の上、これまでに7台販売。仕事で毎日車に乗る佐賀県鳥栖市の塗料販売会社の男性(47)は、16%燃費が向上し「最初は違和感があったが、個人的にはいいものと思う」と話した。
ただ、ある自動車の制御システムメーカーは「停車中にDからNになるシステムは一般的だが走行中になるのは聞いたことがない。走行中にNになるとタイヤに駆動力がかからず、制御できなくなる恐れもある」と安全性の問題点を指摘した。
立山社長は「取り付け作業はまだ自社でしかできないが、他の業者にも広げていきたい」と話している。取り付け代を含む価格は11万8000円。立山自動車工業=0943(72)2744。
=2008/08/25付 西日本新聞夕刊=
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080825-00000022-nnp-l40
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